東京出張

一泊二日で東京に出張に行っていた。




出張と云っても一日目にスケジュールが詰まっていて二日目は一件ぐらいで終わってしまったので、一日過密スケジュールを駆け抜けたと云っていい。
私の仕事は難儀なもので、打ち合わせとかプレゼンだとかではなく、所謂表敬訪問ばかりだ。
違った意味で神経を遣うので、心もからだも弱い身の上ではあんまり出張には適さない。
しかし指名されているのだから行くしかあるまい。
普通では有り得ないような人物とも会ってしまえるわけだし。


そういえば一年目の時に同期だった人とも久方ぶりに会った。
ずいぶん横が大きくなっていた。
態度は相変わらず、横柄。
なかなか、中身は大きくならないものだ。
相手も私のことを“相変わらず五月蠅い娘”だと思っていることだろう。
新たに出逢った人は、ずいぶんおもしろかった。
初対面なのに気安い、と云うかはっきりものを云う。
面白くて、しばらく留まって人間観察したいくらいだった。
世の中には面白い人がまだまだいるようだ。


東京の報道陣について、出張の時に感じたこと。
人の言葉を一言一句漏らすまい、綻びのある言葉は絶対に広げていく。
そんな姿勢を続けていて、自分たちの神経はどうにかならないのだろうか?
もう少し、おおらかに生きればいいのに。


お土産はお菓がたくさん。
まだ、食べていない。
東京バナナのキャラメル味に期待しているところ。