大祓

本日、大祓の受付を済ましてきました。




大祓とは、人々や世の中の罪穢れを祓い、本来の姿である“清き、明き、正しき、直き心”に立ち返り、人として与えられた務めを新たに決意する行事です。
読んでの通り、神道の行事です。
毎年六月と十二月に行われています。
二度に分けるのは、半年の間に積もった罪穢れを祓い、清める為です。

日本人は、『見る』『聞く』『触る』と、そのモノがもつ力が心やからだに宿る……憑くと信じられていたそうです。
なるほど、そう思うと、日常での出来事で落ち込んだり怒ったり、心とからだが澱んでいる状態になっている気がします。
そういったものを取り除き、心とからだを再生する。
それが人間だけではなく日本全体も兼ねている。
それが大祓です。

日本は三月に大きな地震があり、全体が大きな穢れを持っています。
私はほぼ毎回大祓をしていますが、今年はより一層穢れと云うものを意識しました。

様々に問題は山積していますが、先ずは古来の力でもって日本を再生したい。
今日はそんな心持です。




※ちなみに、私が受付をした神社は人形(ヒトガタ。或いは形代)の入った一式を配っています。
①人形に自分の名前と数え年を書く。
②人形を全身に触れさせ、穢れを移す。
③最後に人形に三度息を吹きかける。
以上の方法で穢れを人形に移して、気持ちで初穂(代金)を払って受付しました。