お化粧について

寝不足だ。





私の場合、睡眠時間が6時間はないと活動に困難をきたす。
昨日は仕事の都合で日付が変わる15分前に帰宅した。
疲れきっているので入浴と遅い食事をしたらすぐに寝てしまった。
肌の手入れなど全くしていない。
と、云うか忙しいとすぐに省略しがちな私。
肌が乾燥して今朝はひどかった。

しかも今日は化粧道具を家に忘れて仕事場へ行ってしまった。
お化粧を職場の更衣室でする私は、だから今日はベースメイクのみ。
眉毛は書いていないわ(毛はあるので見てくれは悪くはない)、唇は荒れ放題のまま晒しているわ、散々だった。


昨日、仕事の会合の席でお化粧の話題になった。
私に対してある男性が「すっぴん?」と訊いてきたことから始まったわけだが。
私と一般女性は明らかにお化粧に対する姿勢が違う。
一般の女性はいつでもどこでも顔を整えて男女関係なく好かれようと努力している。
一方私は、素顔派だ。
否、素顔は年と共にだいぶくたびれて、すっぴんはさすがに厳しい。
しかし、家でも休日でもなるべくなら素顔のままでいたい人間だ。
何故なら、お化粧をするだけで肌に悪いことを気がしてならないからだ。
あと、なんだか人に対して仮面をかぶっているように感じてしまう。
繕って見せても、所詮私は美しくないわけで。
だったら有りの侭を見せた方がこちらは気が楽なのだ。
だからと云って、きれいに見せたい気持ちがないわけでもない。
気分によって、また人によって“きれいな私を見せたい”と思ったらいつもよりも自分の顔を彩る。
それでも周りからは「足りない」と云われるわけだが。
さて、果たして私のこのような考え方に賛同してくれる人はいるのだろうか?


なんとはなしに、考えてしまった。