五行歌(2)

付き合い始めの
恥じらいを
老齢の夫婦となった今でも
時々顔をのぞかせる
恋は永遠


いつもは読み取れぬ
あなたの瞳をみる
わずか
あなたの油断
逃さず捕まえたい


好きなんだもの
私の生きている理由
存在意義
無くさないで
あなたの言葉で


言葉の先の
真実に怖じ気づく
踏み出す為の何か
誰か
ヒントはないか