日本の夏だ

職場に、風鈴が鳴っている。





今年は暑い夏になるそうだ。
電力不足も問題視されている。
昨日のTVでは、節電を推奨するあまりエアコンに手が伸びず、熱中症になる人が増えているとか。
今年は、日本中が暑い夏と闘う。

私は、職場にエアコンがないので(正確には私がいる部署にはエアコンがない)、夏は扇風機と室外の風、そして冷たい飲み物で夏を過ごす。
その中で、簾も出すし、風鈴も出している。

簾は日光を遮断してくれる。
あれは良い。
風鈴は耳に涼を運んでくれる。
これも良い。

簾も風鈴も、日本古来の生活の中から生まれた道具だ。
暑い夏を少しでも快適に過ごすために。
気温を下げることは出来ない。
しかし、紛らわすことは出来る。
日本人の知恵ってすごいものだと、改めて思うわけだ。


まあ、しかし。
暑くて汗かいて、お化粧が落ちてゆくのは。
屹度昔も今も同じであろう。
これだけは、どうにもいけないな。