2013-02-20 詩 『黒髪』 創作 黒髪 君の背中を覆い隠す 黒髪風が通れば その黒髪は ふわりと宙を舞い さらりと肩を越え乳房を覆う君の絹肌に 君の黒髪 白と黒 永遠の美僕を惑わせる 君の美有り体に云えば僕はその黒髪に触れたいけれど 君の美を壊しそうで 触れられない嗚呼 溜め息をひとつ ふたつ みっつ