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沖縄慰霊の日である。
大学時代から第二次世界大戦は私の主な思考の場所である。
大学の講義で沖縄戦の映像を観たり、テレビのドキュメンタリーを観たり。
その中で沖縄は日本唯一の地上戦の場として、印象に残る場所として記憶にある。
今日、天神で買い物に行った。
仕事の気分転換に買い物に行って、洋服を買って、本を買った。
『少女たちの昭和』と云う本を買った。
戦時中の少女たちの生活や教育の様子も書かれている。
沖縄戦においての少女たちも少し書かれている。
軍国教育の中で「国の為」と思い、それを疑わずに勤労し、或いは戦闘員として戦場に赴いた少女たちの青春の犠牲に自分たちがこのように物質的に豊かな国で仕事の愚痴を云い乍ら買い物でストレスを発散しているのかと思うと。
なんとも情けない気持ちになるものだ。
彼女たちの芯の強さ、でも不安で潰されそうな想い。
そんなものを描きたいと思う。
そのためにはもっともっと勉強しないといけない。
今年の夏は、また書けると思う。
- 作者: 小泉和子
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